神鍋白炭VSミャンマー備長炭


以前タモリさんのTV番組で、たしか輸入の中ではミャンマー産が良いだとか聞いた事が有る。
地元のホームセンターで売ってたのでミャンマー産の備長炭を買ってきた。

どんな使い勝手の炭か試したくて…

まずは箱を開けて中身をチェック。
なかなか堅い良い炭だと思って、中身を外に広げて行くと…

なんと下の方は小さいものばかり。
電気的に炭に通電性が有るか白炭かどうかテスターでチェック(精錬度のチェック)してみた。

一応、導通はビンビンではないがおおむね備長炭(白炭)にはなっているようだ。
樹種を炭の切り口などや年輪などを細かく確認したら樫の木ばかりではないようだ。
いろんな雑木が炭に焼いてあるようですね。
どうりで箱にマングローブとかウバメガシとか樹種を書いてない訳がその事なのかと…。
ミャンマー産備長炭て、まあまあいい炭だと思いました。



神鍋白炭 VS ミャンマー備長炭の比較試験を行いました。

どちらも1kgを測定して熾してみる事に。
体積では少し神鍋白炭の方が多いかな。比重がミャンマー備長炭のほうが重いようです。


ガスバーナーで着火してみると
やはり、ミャンマー産備長炭はパチパチ爆ぜる。急激に加熱するとちょっと怖い。
神鍋白炭は、そこまで爆ぜない。まだ危険性が低い事が良くわかる。
神鍋白炭は着火が良くすぐ着いた。 ミャンマー産備長炭はなかなか手こずる。


その後の炭火の移行性も断然神鍋白炭の方が良く、扱いやすい事が明確。

このあたりでミャンマー産の方から少しガス臭がします。
精錬度が低いとこのような臭いが現れます。
神鍋白炭工房でも失敗の時はこんな事が有ります。


2時間半経過した状況。
神鍋白炭は減りが早い。 ミャンマー産備長炭は減りは遅い。

温度を計ってみた。

計る場所によって温度はいろいろ違うが…ちょっと神鍋白炭の方が温度が高い。
ミャンマー産備長炭の方がゆっくり低い温度で熾っている状況。
炭の形状が条件が違うので一概に判断できないが、
炭の減りが早いと言う事は放熱量は減った方が多く出力したという事は言える。

エネルギー保存の法則からして
1gの炭素から放出する熱カロリーは炭素純度が同等であればほぼ同じはず。

この後自然消火するまで熾してみたが
神鍋白炭の方が早く終わった。でも1kgの炭で4時間ほど持った。

この実験でわかった事
ミャンマー産備長炭は火力がゆっくり。火付きも悪い。ガスも少し出る。

神鍋白炭は、火力が強い。火付きが良い、熾しやすい。ガスがほとんどない。

個人的には手前味噌なんで言いにくいですが、神鍋白炭の方が使い勝手がいいですね。
他の一般ユーザーさんが使いやすいのは、どっちなんでしょうか?好みも有りますし…

※今回の実験はミャンマー産の備長炭のある一箱の抜き打ち試験ですから
出回っている全部の商品が同じとは限りません。あくまでも今回の試験結果です。

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