炭焼きの工程(炭化)


写真は化中の窯後方の煙道からの煙

この状態の煙は辛くて
この辺の方言では”いがらい”って言います。

炭は酸素不足の状態で木材の温度を上げることによって
作ります。それを炭化って言います。
炭焼きは木材を炭師の技術で炭化させます。

炭化を自在に操るのが炭師の仕事
神鍋白炭工房では炭化から次の仕上げ工程の
さやし(精錬)を自在に操り、
黒炭、白炭、その中間的な炭、いろいろ作ります。
お客さんの要望にあわせ作ります。

このときは口焚きは必要なく
約300度ぐらいから
自発炭化といって木材の自らも発熱し熱分解され炭化が始まり
連続的に継続的にそれがなされます。
僕はこれを自動運転といっています。


今回は風向きが悪く、工房内に煙が充満して
服も燻製にされてしまいます(笑)

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