リョウブの戦略-二次林に多いリョウブは伐採されても実は簡単に再生する準備があった。

リョウブの戦略
-二次林 に 多い リョウブ は 伐採 されても実は簡単に再生する準備があった。

 
里山 に 多い 樹種 の リョウブ 。今の現場には アセビ とともに大量に生えている。伐りたい樹木 の下敷きになり簡単に曲がって 倒れてしまう木 である。
昔 は 飢饉 のときの 救荒植物 として利用されたらしい。令法 と書いて リョウブ と読み。令法 という名は、救荒植物 として育て蓄えることを 法 で決められたといわれる。現在は 若葉  が山菜 として使われ「 令法飯 」などの 材料 にする。
救荒植物 (きゅうこうしょくぶつ)とは、飢饉 、戦争 その他 で 食料が不足した時 に、それをしのぐために間に合わせに食料として利用される植物。
僕 も 親父 から 戦時中 は 国が奨励 していてよく食べてたと聞かされた。

リョウブ は 根が浅く 地表面直下 に 発達 させ、直根 がない。だから 倒れやすく、木の 下敷き になっても積雪 の 荷重 でもすぐ折れる。
リョウブの戦略
リョウブが倒れてる画像と根周りから 萌芽 した写真。悲しいかな 鹿の食害 にあい 新芽 が伸びていない。
リョウブの根は地表直下だけで薄く、地上部に比べて発達が良くない。実際に 重機 などで伐根してみると簡単に抜けてしまう。
リョウブは地表面直下だけに根を発達させており、栄養分を吸収することには効率的であるが、植物体を支えることには不向きである。しっかり根を張った コナラ などの樹下では特に問題はないが、風を遮ってくれていた高木がなくなると、とたんに倒れてしまう。
リョウブは根が浅いために、倒れないまでも幹が斜めに生えてる場合も多い。その際には根元からたくさんの新しい幹が再生している。こんな性質を持つ樹木は,常に根元に休眠状態の不定芽を準備しており,倒れかかると芽が覚醒して、急速に成長してやり直しの再生をはかる。
倒れた幹から無数の立ち上がる新芽がすごく出てくる。
もともとこんな性質を持っているので、伐採されてもいとも簡単に再生する。二次林に多い樹木であるのも,じつはこのような性質を持っているからである。
最近では幹の皮を鹿に食われていることが多く結果的に枯れてしまうものも少なくない。
萌芽しても新芽を食われる恐れもあるので、今回の里山整備では高い位置で伐って、シカに少しでも食われにくいようしている。


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森は命の素 、森 ・ 里 ・ 川 ・ 海 。すべてはつながっている 。森は農地も守り 川を生かし 海を養う 。
木酢液 を使って楽しく 心豊かに暮らす 。。。


里山
自然 とは、字のごとく 自ずからの然り方(ありかた)と書き、人間が何もしなくても成立する仕組みの事を言います。自然界 には この鉄分をはじめとする ミネラル循環 のあり方もそのひとつです。
数十億年単位の長い時間、鉄分・ミネラル循環 によって自然 はたいへんうまく機能していました。
いま世界中の 荒地 では、アルカリ性 が強いため、鉄分が 循環 することができずに、植物 が枯れてしまっています。鉄分 や ミネラル が全く循環してないと、植物 は育ちません。
地球 は 植物 が作り出す 化学物質の力 で、土の中の 鉄分 を溶かして、循環させる という仕組みを 数十億年前 に作り上げました。とくに 森の腐葉土 には フルボ酸 と言う 酸 が 生成 され、鉄分 が 水に溶けて 川に流れて 農地 にたどり着いたり 海にたどり着き 、海の プランクトン や 海藻、魚 などの 生き物 に 鉄分を供給 しています。動植物 が吸収できる形で溶かし 動植物の体 に吸収され、循環の輪 が繋がっていました。
じつは この妙なる仕組み が、ここ 100年 と言う 短期間 でもろくも壊れてしまったのです。
農地の お米、野菜・果物 は ミネラル不足 、海は 磯焼け の状態です。すべての生き物 は、自然界の鉄・ミネラル循環 に依存しています。
これからは、植物の研究 、森の研究 、農業分野 、畜産分野 、漁業分野で 、鉄の循環の必要性 が強く認識される時代が到来します。森の木を伐り 、新陳代謝 させることで 広葉樹の森 を蘇らせ、自然の妙なる循環 を取り戻したいと思っています。森が生き返り 、里地が繁栄し 、川がキレイにになり 、海が豊かになる 。森里川海 の繋がりが 命の循環 になる。そんな ごく当り前な事 を取り戻したい。だから を焼き 、を作る 毎日がある。
【炭焼きは世界を救う !!】【炭を焼く事で世の中を笑顔 にしたい!】
日本の国土 の2/3を占める 森林 を適正に 整備 ・利用 する事で 森・里・川・海 を守れ地域が抱えてる様々な問題 が解決する事と信じています。炭のあるライフスタイルの提案 ・ 啓蒙 を進めたいと考えます。

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