炭窯の煙道修理の現場写真はなし

窯の煙道修理 の現場写真はなし
炭窯って、ものすごくハードな使い方なんですよね。常温の原材料を窯に入れ、火を入れて、炭化温度まで加温する。気圧が平常であれば水の沸点は100度、木の水分が100度で沸騰するのにそこを300度程度まで引き上げるんですから、その工程では蒸気が出まくり、木材の炭化が始まったら不完全燃焼の木ガスが出る、木酢液を含む酸性の水蒸気と煙が出る。炭化中の窯の温度は300度手前ぐらい、最終工程では空気を徐々に送り込み精錬して1000度オーバーな状態になります。鉄は1000度の温度には耐久性が持ちません。断熱材を駆使してそれをカバーしています。うちの工房では、断熱、蓄熱、遮熱、耐熱という場所場所での工夫をしています。部材も単純に高額なものばかりで構成してしまうととんでもない費用になってしまいます。ですからステンレス鋼を使う所、セラミック部材を使う所、耐火煉瓦、耐火コンクリート、耐火モルタル、セラミックブランケット、粘土等、適材適所で炭窯の構成組んでます。今回、粘土と耐火煉瓦でつくった煙道がひどく傷んでいました。その影響も有って鉄の部分も傷みが激しく、煙道を分解解体して作りなおします。工事の現場写真はなしです。企業秘密満載なので。
炭窯
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今回、アサヒキャスターCA-13Tと、アサヒキャスターCA-13Sという耐火性部材(耐火コンクリート)をうちます。同じような品番ですが、型枠打ち用とコテ塗り用の違いで若干性質が違いがあります。
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それと、耐火モルタルSK34、セラミックブランケットを使います。だいたいどれも1200度以上の耐熱温度での仕様です。アサヒキャスターはすぐかたまってしまい、仕事がシビアです。ここで携帯電話がかかってきたら困るんです(笑)もちろん手もドロドロですし。

炭窯では昔は山で土と石とで作ったもんですが、耐久性はやはり悪く、しょちゅうメンテナンスしてたようです。今では耐火煉瓦、耐火モルタルなど作るケースが見受けられます。うちの窯も粘土で出来てる部分が想定外に強度が悪くおそらく酸性の煙の影響でしょう、固まっておったはずの部分がサラサラの砂状態になってました。誰も教えてくれない世界です、自分で学習して改善しなくてはなりません。おそらくこの世界では、うちは理論的にトップを走ってるはずです。いろいろ日々学習してさらにこの先進化を遂げると思います。がんばります。
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せやねん 2016/10/02

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