久しぶりに炭のクレームが来た…。
新工場になってから初めての爆跳クレーム。
熾す時に爆ぜるらしい。
ある卸業者さんに売ってもらってる分での出来事。
返品交換するので現物を見せてほしいと言ったので、そいつが戻ってきた。
とてもショックです
ガスで一気に熾すと炭の内部の空気が一気に膨張するので爆跳の原因になる。
アセチレンで一気に熾してみる。
ひとつの箱の炭だけが少し爆ぜた。
良く見ると炭の切り口から水蒸気が湯気で出ている。
確実に湿気ている。
湿気た炭を一気に熾すと爆ぜる可能性が有る。
何故かと言えば湿気で炭の穴が詰まるから…。
炭の中の空気が熱膨張するが抜けにくく高圧になるから爆発する
炭の爆跳の原因は、ほぼ100%穴の通りが悪いから!
考えられる要因としては
精錬が未熟で炭の細孔の中に不純物が残っていて目詰まりするケース。
湿気で穴がふさがっていて目詰まりするケース。
木の種類によって目詰まりしているケースなど…
そして、備長炭でもそうであるように、窯で良く焼き締めて目詰まりするケース。
今回の場合、完全にいわゆる湿気た『風邪ひきの炭』
精錬が良く出来た、焼き締めてできた炭が風邪引いたためだと思われます。
毎回製品箱詰め前にテストしていて問題なかったのですが
何かしらの原因?うちの保管場所?出荷後の途中経路も何かあるかもしれません?
しばらく返品の炭をテストして…それ以降まったく問題ありませんでした。
気をつけるしか言いようが有りません。
次の出荷は箱の封の仕方とか工夫してみようと思います。
クレームをバネに神鍋白炭工房がんばります!
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