薪あれこれ-日々寒くなってきて薪ストーブシーズンが始まりますね。薪の準備は大丈夫ですか?

あれこれ
-日々寒くなってきてストーブシーズンが始まりますね。の準備は大丈夫ですか?

11月になり、朝晩がめっきり寒くなり、お得意様からの配達のリクエストがたくさん届くようになりました。


 

薪って生産工程を説明すると
①山から木を伐る
②山から運び出す
③トラックで輸送
④工房で適当なサイズに玉伐る
⑤薪割機で割る
⑥自然乾燥させる、あるいは人工乾燥させる。
⑦出荷形態に荷造りする
⑧配達する


①山から木を伐る、これが大変な重労働
   

②山から搬出します。

 

③トラックに積んで原木を運びます。
 

④工房で、原木を玉伐ります。1尺2寸(36cm)に伐ります。
 

⑤薪割機で割る 長いまま割ったり、薪玉を割ったり手法はいろいろ。
 

⑥自然乾燥させる、
 
あるいは人工乾燥させる。窯の中にいれて半年以上かかるものを、わずか2日で乾燥させる。

まあこの分は企業秘密で詳しくは語れない。
人工乾燥では屋外乾燥ではありえない乾燥度合いが出来る。実際の測定状況↓
 
場所によって乾燥にムラがでる。2%って乾きすぎ(笑)

⑦出荷形態に荷造りする
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お客様の意向に合わせ、段ボール入り、薪束、コンテナ出荷。薪束パレット出荷などなど。
所狭しと薪に埋もれてる工房。

⑧配達する
   

まあこれだけの工程ですが、伐り出しから出荷まで半年から1年と通常だとかかります。
なかなかこれでは勝負が長い、莫大なヤードがいるのでなんかうまい方法は無いか、日々模索しています。
うちでは薪ストーブの販売施工を行い、お客様は増えていきます。薪の購入のお客様も毎年増えています。
それ以外にも業務用でピザ屋さん関係も一年中薪が消費されるのでそのお客様も大事でかなりの薪が必要です。


薪はお客様の用途によって規格がいろいろ有ります。ピザ屋さんは細割が希望される傾向にあります。薪ストーブユーザーさんは太い割り、いわゆる大割りが好まれる傾向にあります。ですから結構な種類になってしまします。樹種は一応分けずに広葉樹ミックスで基本的にお願いしています。樹種、割り方、梱包方法がまちまちではいくら在庫スペースがあっても足らない状況になってしまいます。

割った都合で、どうしても規格外が出来てしまいます。ランク的にはS品、A品、B品、C品、D品と5ランクに分けています。ただこれもそのようなことにしていては莫大な在庫スペースになってしまうので、もうC品D品は生産しない方向です。原木搬出時に山で原木を廃棄して持ち帰りません。あとC品は基本的に自社の事務所の薪ストーブで消費するようにします。
 

あとお客様に低価格で供給できるように丸太での販売も始めています。トン単価で販売し、自宅の前に丸太を配達します。希望によっては玉伐りオプション、薪割作業お手伝いオプションも用意しています。

を基本に薪を作ると木材の有効利用が出来る。これを木材のカスケード利用といい、神鍋白炭工房では自社で完結する有効利用モデルが出来上がっている。
細い部分は炭材、7~15cmは時期によって椎茸ホダ木原木、15~25cmは炭材最適サイズ。25cmオーバーは薪材。25cm以上で程度の良い材は木材市場に出す。全般的に炭材、薪材に不適な材はチップ材で出荷。枝葉は出しが良い場所なら欲しい人が有ったりして出せるときは出して使う。

ってな具合で我が社はゴミが出ないシステムなんですよね。 めでたしめでたし(拍手)!!!

そんなこんなで、これから あたふた 薪配達に追い込まれる日々がくるんだろうな(笑)


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森は命の素 、森 ・ 里 ・ 川 ・ 海 。すべてはつながっている 。森は農地も守り 川を生かし 海を養う 。
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現在の 地球環境問題 は 深刻 であります。エネルギー問題 は 重要 であり、地域で作る 持続可能型再生可能 エネルギー へのシフトは 必須 であります。日本の国土 の2/3を占める 森林 を適正に整備 ・利用する事で 森・里・川・海 を守れ地域が抱えてる様々な問題 が解決する事と信じています。地域にある 豊富な資源 を用い 地域内循環 させ 域際収支 の赤字を解消させたいと思います。エネルギー 、食料 など 域内循環 および域外から 外貨 を 取り込める仕組み が必要と思います。炭のあるライフスタイルの提案 ・ 啓蒙 を進めたいと考えます。神鍋白炭工房

 

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