木灰の農業利用


今日、いつもお世話になっている農業生産法人㈱Teamsが

木灰を買いに来てくれた。

農業に利用するようだ。

昔から先人の知恵として利用されてきた。
木灰は『天然由来の化成肥料』だと個人的に思う。
化学肥料というと、有機栽培を信仰している僕には少し悪いイメージの
言葉だけど(化成肥料利用の方ごめんなさい…)

昔は田のあぜに大豆を植え、少しの木灰を撒いたり
高熱で生成されており、カリ成分など多く
純度の高いのは化学肥料に近いかも知れません。
吸収がよく作物に良く効きますし

今でも、近所の方に売り物でない木灰を差し上げたりしても
とても喜ばれます。

昔ながらの素材ですが
これからの世の中に必要な、また…求められる素材になるかもしれませんね。

枯れ木に花を咲かせましょう!!の
花さか爺さんの物語は、枯れ木に木灰をかけて見事花を咲かせますが

----のらやま生活向上委員会Blog引用---

灰といって思い出すのが「灰を枯れ木にまいたら花が咲いた」という民話「はなさかじいさん」ですが、生命の究極の終わりである灰が新しい命を生み出すさまを描いているという解釈ができるといいます。他にも火の鳥伝説。不死鳥とも呼ばれますが、永遠に死なないのではなく数百年に一度、香木を積み重ねて火をつけ、その中に飛び込んで焼死するけれど、その灰の中からまた幼鳥となって現れる・・・。「灰かぶり姫」シンデレラも、どん底から幸せへの転換の物語・・・

ミネラルをたくさん含み、土壌改良効果(アルカリ化)、土壌微生物活性化(ミネラル類)、根張り向上、病原菌抑制、害虫忌避作用とさまざまな効果が期待できる究極のミネラルであると、『現代農業』2006年1月号が灰の利活用を特集しています。

ミネラルとは、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄など栄養素として生理作用に必要な無機物のこと。ここ数年、ミネラルが土作りの現場でも注目されていて、わが家のナシでも積極的にマグネシウム、カルシウムを投入しています。それに加えて冬の間は、霜の降りた畑で毎朝「はなさかじいさん」になっています。

ちなみに、昔話にはさまざまな教えが隠されていて、知らず知らずのうちに生活の知恵が伝承されています。「かぐや姫」は竹が薬であること。「因幡のしろうさぎ」では海水に止血・消炎作用があって、ガマの花粉は空気を遮断して皮膚を保護できること。「こぶとり爺さん」では山フジのこぶが腫瘍に効果があるが、その効果は不果実であることなどを教え伝える話だそうです。
-----------引用終わり---
あれは、おとぎ話の中の現象でなく
本当に理にかなった現象と言えますね。

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