煙突掃除 が必要です。
薪ストーブは、心も体も温めるとても快適な暖房器具ですが定期的に煙突掃除が必要です。
先日の煙突掃除の状況です。
いざ出陣!ドロドロ煤まみれになっても大丈夫な格好で向かいます。
煙が室内に逆流するとおっしゃってました。詰まっているため煙の抜けが悪く不完全燃焼していているため煤がガラスにつき曇ります。煙突も煤が多いためどんどん詰まりがエスカレートしていったパターン。まずは、ガラスの掃除を行ってピッカピカのガラスにしてあげました。完成写真は撮り忘れた。
外のT曲がりを外してみた。オーマイガーッ! この画像は相当こぼれた残りの写真。高さでいうとこの倍くらい積もってました。
解放した穴の下にゴミ袋を取り付け、煙突掃除ブラシを挿入してゴシゴシ入念に掃除します。今回はトップを外さず下からのみ突いて煤を落としました。
パラパラと軽い煤が空中を舞います。落ちるものがなくなるまで丁寧に掃除します。
室内のT曲がりのところを蓋を外してみると。想定外の大物でした。自分史上最高の量です。昨シーズンメンテナンスし損ねて、2シーズン使った後の状態。薪は広葉樹のちゃんとした乾燥薪でした。
ストーブ本体まで煤が落ちて二次燃焼室も大量な煤が充満してました。
まあ、これでは燃えないでしょうね(汗)
煙突は下にゴミ袋を受けて上からきれいにブラッシングして掃除して、ストーブ内も煤を道具や手で除去して最終的に掃除機で吸い取ります。完璧にきれいになりました。
とったどーーー!!
二重断熱保温煙突なので煤は乾いています。
もしこれでシングル煙突でこのような詰まり方をしてると重たい煤で硬い状況になっています。
はげた部分の塗装を補修します。ストーブ専用の耐熱塗装艶消し黒(高温対応)補修してあげました。
梯子で高いところに上がった時に気づいたクモの巣などとれる範囲掃除もサービスして完了です。
掃除の際に飛散したものや、掃除機で吸い取ったものを含めるとおよそ2kgほどの煤が出たと思います。
1シーズン使って250gでした。 モキのストーブは優秀です。
まあ、終わった後はこんな感じでしょうか。ある意味かっこいいです。
最低は1年に1回は行ってください。煙突が詰まると煙が室内に逆流したり、ストーブが燃えにくいという現象が起こります。ガラス扉が曇りが激しくなるのもつまりの兆候です。
煙突の状態は、各設置場所のご家庭、店舗、事務所などで違いますし薪ストーブの種類によっても煙突の設計によっても様々です。焚かれる薪の種類、乾燥度合いでも大きく変わります。
うちが業務として実際に現場ではたくさん詰まってる現場もあるし、全然詰まっていない現場もあります。シングル煙突では外気温によって水蒸気が結露して煤が付着して付着が拡大していきます。そういった面で安い施工ができる反面大きなリスクを背負います。二重断熱保温煙突は薪ストーブの命ともいえるドラフトも良く効き煙突内が結露しにくく詰まりにくいです。施工費が少し張りますが将来的にも長期的に大きなメリットと言えます。これから薪ストーブをお考えになる方には絶対二重断熱保温煙突をお勧めします。室内の部分の煙突はシングル煙突で設計させていただいてます。
掃除がしやすいように曲がり角には点検口をつけています。ゴミ袋を受けて掃除ブラシを挿入し掃除します。煤はゴミ袋に落ちます。屋根に上がったり、煙突の一部を取り外したりする場合もありますので、専門家に依頼されたら安心かと思います。うちでは同時に薪ストーブの点検、掃除補修などもできますので、ご用命いただければ参上します。
とっても重要です!煙突掃除!!
●メンテナンスの中でも、煙突掃除は本体の手入れよりも重要なポイントです。
煙突に煤やタールが詰まった状態で薪ストーブを使用すると、煙道火災の危険性が高まりますので、必ず、最低でも年に1度は行ってください。3年から5年に一度古メンテナンスを推奨します。
●煙突掃除の時期としてはシーズン終えたときに綺麗にして夏を越して次のシーズンを迎えましょう。
●炉内の灰はいったん取って保管しておきましょう。灰は湿気を呼びますので錆び等の原因になります。次のシーズンの使用前に戻して使います。
●シーズンオフに煙突トップに鳥が巣をしないようネットをかけてやると安心です。
煙突掃除の必要性!
薪ストーブは薪を燃やします。燃焼により、煙に含まれるススやクレオソートなどの物質が煙突内部に蓄積すると、煙突がつまって室内に煙が漏れる恐れがあります。 また、燃えやすいクレオソートにより、煙突火災が発生する恐れもあります。煙突内部の堆積物量は使用頻度や使用状況によって異なりますが、シーズンを終えてから、次のシーズンまでの間に必ず、(シーズン直後が5月頃がおすすめ)もしくは煙突内部に3ミリ以上のススが堆積した都度、煙突内部の点検と掃除を行ってください。
クレオソートとは?
クレオソートは薪(特に湿った)がゆっくり燃焼した時に生じます。クレオソートは煙の濃度が高い、または排気の速度が遅く、煙が130℃以下に冷やされると、煙突内に蓄積する有機タールです。
蓄積されたクレオソートは揮発性で、一定の温度以上に加熱されると煙突火災を発生させる恐れがあります。
煙突のドラフトを左右する全ての要素は、クレオソートの蓄積にも影響します。正しい煙突レイアウトと燃焼操作で適切なドラフトを促し、クレオソートの発生を最小限に抑えることが大切です。
煙突掃除のタイミング
通常は、ストーブを使わない春から秋までのオフシーズンに行います。オフシーズンに行えば、何か問題を発見した時でも余裕を持って対処することができます。
「春に煙突掃除をきちんとしておいたのに、ストーブが全然燃えない」という話がシーズンのはじめにあります。夏の間に鳥や蜂などが煙突内に巣を作ってしまったというケースが考えられます。ストーブの調子が悪いと思ったら、シーズン中でもこまめに点検を行ってください。
煙突掃除に必要な道具
煙突を掃除する道具としてブラシやロッドは必須道具ですが、安全面への配慮もお忘れなく。屋根に登って作業を行なうのであれば、安全な足場を確保し、ヘルメットをかぶり、滑りにくい靴を履いて行なってください。滑落の危険がある高所での作業には命綱が必要です。室内から煙突掃除する場合は、古毛布や新聞紙を用意してください。ゴーグル、革手袋、防塵マスクなどもあれば完璧といえるでしょう。
専門店に頼むのも良し
また、高所での作業は危険を伴います。無理と判断した場合は、ストーブ販売店へ依頼しましょう。
3年に一度フルメンテナンス
プロの目で煙突とストーブ本体を隅々まで細かくチェックしてもらい、しっかりメンテナンス・修理してもらうことで、安心して長く薪ストーブライフを楽しめます。
薪ストーブをシーズン中は毎日使うという方は3年に一度、時々使う方は5年に一度を目安に、ストーブ販売店にフルメンテナンスを依頼しましょう。
神鍋白炭工房は薪ストーブを設置実績が豊富で安心安全な設計施工でリーズナブルな価格で薪ストーブライフを提供しています。煙突掃除業者としても依頼を受けて出張作業いたします。
お問い合わせはこちらお問合せkoujitanuma@gmail.com
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現在の 地球環境問題 は 深刻 であります。エネルギー問題 は 重要 であり、地域で作る 持続可能型再生可能 エネルギー へのシフトは 必須 であります。日本の国土 の2/3を占める 森林 を適正に整備 ・利用する事で 森・里・川・海 を守れ地域が抱えてる様々な問題 が解決する事と信じています。地域にある 豊富な資源 を用い 地域内循環 させ 域際収支 の赤字を解消させたいと思います。エネルギー 、食料 など 域内循環 および域外から 外貨 を 取り込める仕組み が必要と思います。炭のあるライフスタイルの提案 ・ 啓蒙 を進めたいと考えます。神鍋白炭工房
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