里山資本主義

里山資本主義

地域にある資源(資本)で域内経済循環を作る事

里山資本主義
神戸
2014年1月20日の神戸新聞の記事ですが、地方版で無く大きく取り上げていただいたものです。
ものすごく反響が大きかった事を覚えています。

新聞記事の詳しくは↓をクリック
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地域を活性化するにはまず地域で経済を回す事。地域にある資源(資本)で域内経済循環を作る事が基本。たまに里山資本主義と言うと、なんだ田沼はやっぱり資本主義なんだよね。って言われますが、「里山・資本主義」では無く、『里山資本・主義』。このニュアンスは点の入る位置によって全然意味が違うと思う。僕の言う里山資本主義は後者の『里山資本・主義』噛み砕いて言うと里山を例えにするようなどこにでもある当たり前の地域資源を基本に、地域で仕事を作り地域で消費する、もしくは地域外で消費する経済活動で持続可能を基本に家族が楽しく暮らしていける社会づくりの事を言うと個人的に解釈している。


------NHKエコチャンネル、里山のチカラより引用-----
藻谷浩介さんの●里山資本主義とは?
里山には、代々の先祖が営々と育んできた、自然と共に生きるシステムがあります。そのルールを守っていると、いまの時代でも、水と食料と燃料、それに幾ばくかの現金収入がちゃんと手に入ります。新鮮な野菜に魚、おいしい水、火を囲む楽しい集まり、そして地域の強いきずな。
都会であくせくサラリーマンをやっている人間よりも、里山暮らしの人間の方が、お金はないけど、はるかに豊かな生活を送っているということを、私は各地で実感しています。
つまり里山にはいまでも、人間が生きていくのに必要な、大切な資本があるのです。これはお金に換算できない、大切な価値です。そうした里山の資源をいかしていくことを、「里山資本主義」という言葉を使って伝えようとしたのが、NHK広島局がつくる「里山資本主義シリーズ」でした。シリーズは最終回を迎えましたけど、「里山は見えない資本なんだ」「お金に換算できない大切なものなんだ」ということを、これからも言って歩こうと思っています。

●里山の「三方良し」
近江商人の言葉に、「三方良し」というのがあります。「売り手良し」「買い手良し」、そして「世間良し」。最初の2つは里山の場合だと、「自分が幸せに生きていける」、「里山の動物や植物も生きていける」ということ。3つ目の「世間良し」に当たるものが、先祖から受け継いだ里山を、子孫にちゃんと残すということになります。そうなることで初めて里山は「三方良し」なんです。
目先のそろばんだけでやると、「世間」がなくなり、「里山」もなくなる。我々の代で絶やしてはいけません。そのためには目先の利益で計算できない、里山の価値に気付くことが重要です。幸い、そのことが分かる人は間違いなく増えています。
いま中国地方には、里山再生の面白い取り組みがたくさんあります。番組で登場したのは、そのほんの一部です。同じように面白い話は、四国にも九州にもたくさんあります。震災後は、東北を中心に東日本でも増えている。里山の価値が、いま確実に見直されているんです。その流れを止めないようにしなくてはいけません。
(2013年3月26日 東京渋谷 NHK放送センターにて)

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